活動のあゆみ
福岡市在住
2011年3月、
東日本大震災が起こったことを当時、仕事終わり飛び乗ったタクシーの中で衝撃的な映像にを観ました。タクシーの運転手さんと大変な事が起こっている!と会話しながら帰宅したのを覚えています。
帰宅後、母とまだ幼かった息子が『ママー!大変!』と駆け寄ってきました。
当時8歳だった息子にも衝撃的な映像に、目の前のテレビの映像を理解して観ていました。
私の息子は先天性の難病をもって産まれてきました。
まず最初に私が考えたことが、
自分だったらどうだろう。とか、どこに避難する。
などの予測よりも
息子の毎日飲まなければいけない【薬】でした。
息子はこの毎日3回に分けて服用している薬がなければ生きていけません。
こんな事が起こってしまったら、医療機関はどうなるんだろう。
薬の入手方法は??
多分、そのような状態の中、無理なのは理解していますが、
【備え】の方法が未だに答えがわかりません。
親は自分の命よりも子供ですよね。
助かるかどうかもわからない大災害にあった時、もし、命があったとして、
その時にどう生きれるか。
これは経験していない私たちだからこそ考えないといけない。
そう思います。
経験していないからわからない。偽善者。などと言われても、自分で思っても、
経験していないからこそ、備えて、考えましょう。
自然を相手に答えなんてないんだと思います。
しかし、大切なものを守れるのは自分しかいなかったら。
目の前の命が自分次第でしかないなら、考えるべきです。
わからないからこそ、聞きましょう。備えましょう。知りましょう。
そして、このイベントには3年前、カメラマンとして撮影した時からのご縁で今に至ります。
今、この実行委員会に入り、私がこの団体で出来る事。
それは、チラシデザイン、ホームページ制作、アイデアだし、それくらいしかないかもしれません。
でもそれが、【寄り添う】ということだと考えます。
マーメイドフェスタ実行委員会の代表をしていますが、そこで尽力してくれるメンバーが
●福島出身で避難してきているという縁
●甲子園三代目あつい飯が代表で毎年開催しているという縁
理由はこれで十分じゃないでしょうか。
そして昨年出会った彌永さんとのご縁で、一気に行ったことのない福島が近くなりました。
そして再度答えの出ない【被災後の医療】について息子を通して考えます。
皆さんも、皆さんの立場で、皆さんの環境で思うこと、考えることは違いますが、
ここでまずは知ってください。思ってください。
明日の 考える。に繋がることがこの活動の理由だと思います。